2019年1月7日月曜日

投資目的、イメージ出来ていますか?

PFF太郎です。

資産運用の第一歩は、現状の可視化です。次に行うべきことは、投資目的の設定とその目的達成に必要な資産額の決定です。

ところが、米国株村のランキング上位の記事を読んでいると、読者の方は投資目的をちゃんと設定しているのだろうか?と思うことが有ります。米国株村で人気が有るのは、個別銘柄の分析記事や、投資法、短期間で稼ぐHowTo的な記事が人気有るように思います。あとは大損ネタですかね。またランキング上位の方の特徴として運用資金が数千万とか、億の人が多いように思います。(本当に有るのかは不明ですが)

運用資金数十万円の人の投資方法や考察より、億単位の資産の思考を学ぶ方が良いというのは当然かもしれませんね。

■そもそも獲得したい資産の額は?

でも、ちょっと待ってください。貴方の得たい資産の額はどの程度が目標なのでしょうか。勿論夢を見るのは自由なので、五千万円でも、一億円でも十億円でも、夢を見るのは自由です。

投資は面白いですし、投資系ブログを読んでいると、ついつい自分も数億円稼ぐことが出来るんじゃないか、こんな短期間で資産を増やす方法が有るなら自分もやってみよう、とついつい本来の目的から外れていってしまうものです。

しかし、資産運用とは夢を追うのが目的ではなく、計画に従って目標に近づける行為だと私は思います。

■私の目標は65歳で年間450万円の不労所得達成

私の昨年の不労所得は238万円でした。当面の目標は50歳までに年間360万円に引き上げることです。最終的には65歳時点で年間450万円の不労所得に到達していることが私の資産運用のゴールです。

こういう明確な目標を持っていると、総資産2億円とか10億を目指す必要が無いことに気づきました。そうすると、投資スタイルは安定志向になっていくんですね。

これが、10代、20代の頃にはこういった目標が無く、ただ単に「儲けたい」という一心で株やFXをやり、新しい金融商品が出るととりあえず手を出すという状態でした。そして、FXで700万円ロスカットするに至り、一時投資から撤退していました。

もしあの頃、資産運用という概念が自分の中に有れば、ロスカットするようなことは無かったのでし無いかと思います。

良く若い人達が「高配当戦略は資金が有るシニアがやるもの」と口にしたりすると思いますが、そうでは有りません。「高配当戦略とは、時間と複利の力で予測可能な資産形成を行うこと」です。若い人ほど有利な戦略なのです。

最も、20代の人が20代のうちに1億円稼ぎたいという目標なら、高配当戦略は向いてません。レバレッジをかけてハイリスクな「投機」をするしかないと思います。

私は高卒で現在40代ですが、65歳で年間450万円の不労所得を稼ぐことは到達可能な目標だと考えています。年間450万円の不労所得が有れば現役時代と変わらない老後を過ごすことが可能です。それを達成するには、総資産2億も必要有りません。

自分の投資目的、それに辿り着くために必要な運用資産額をきっちりイメージ出来ていれば、銘柄選びに右往左往することも無くなり、相場の暴落にも狼狽えることは有りません。ましてや怪しい情報商材や金融商材にひっかかることも有りません。

総資産1億程度で有れば、時間資本の有る若い世代の人で有れば、高配当ETFを保有し続け、再投資を繰り返すことで「誰でも」達成可能な目標だと思います。

ちなみに、私のPFFを軸とした再投資計画では65歳前後で資産1億円に到達する予定です。65歳までこのブログが続いているか分かりませんが、経緯は報告しますので、生暖かく見守って頂ければと思います。

今回の記事が少しでも資産運用の参考になれば幸いです。励みになりますので、宜しければ以下のリンクをクリック頂けますと幸いです。
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