2019年1月8日火曜日

方向感の定まらない相場。私の取った行動は?

PFF太郎です。

大恐慌以来、実に87年ぶりの大幅下落を記録した2018年12月。年末年始にかけて市場は遂に景気減速か?と、弱気ムードが覆っていました。私が保有するPFFも一時$33.41というリーマンショック以来の安値圏となり、私の含み損もPFFだけで一時350万円に達していました。

これほどの荒れた相場は、そう経験出来るものではないと思いますので、自分の所感を記録してきたいと思います。

■相場に一喜一憂する

基本PFFは永久保有予定なので、売ることは考えていないのですが、3000万円を超える資金をPFFに投じており、含み損が300万を超えている状態ともなれば、不安にはなります。「いつかは戻る」と思っていても、GE株のように底なしに下落し、戻らない可能性だってゼロでは無いのです。「投資に絶対は無い」「過去はあくまでも過去で有り、未来を保証するものでは無い」のです。

それほど不安になっていても、利上げストップ観測も出てきて、最近はPFFの株価も戻してきており、$35を超えてきました。不思議なもので、あれほど「不安」だったにも関わらず、「安値で買えるチャンスを逃した」「また下がらないかな」と考えてしまうものなんですね。

しかも、円が一瞬とは言え104円代に突入し、バーゲンセール価格でPFFを買いまし出来るチャンスでしたから、チャンスを逃したという気持ちは正直有りました。

■方向感の見えない時に、待機出来た自分を褒めたい

結局の所、米国株全体の価格が全戻しして、「安値で買えるチャンスだった」となるのか、それとも株価は更に下落し、「待機正解だった」となるのかは、数年経過してみないとわからないように思います。

今の時点では、下落相場の要因の一つで有る米中貿易戦争は完全には解決しておらず、中国の景気減速がはっきり数値に出てき初めた状態となっており、先行きが不透明があることに違いはありません。

戻すのか、下がるのか、明確な方向性が打ち出せているとは言える状態ではなく、「戦略的に待機」出来た自分を褒めたいと思います。

下落時に購入し、底を拾えたら確かにラッキーです。しかし、根拠の無い「買い」はギャンブルです。

こういう不安定な時には、「手を出さないことも立派な投資戦略」。日々の市場の動きに一喜一憂することは有っても、行動(売買)に移すには、もう少し方向感が出てからにする。具体的には2019年の6月前後まで待ちたいと思います。各企業の通期の決算発表の結果と、Q1の決算を見てから、行動に出ても遅くはないかなと。相場のしっぽと頭はくれてやれの精神です。

大儲けする必要はなく、自分の配当計画に従ってことを進めて行く。これが私の投資ルールです。



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