2019年1月2日水曜日

40歳で資産5000万円に到達した貯蓄法

PFF太郎です。

私の資産は株と現金預金合わせて約5000万円を超えています。定義の上では準富裕層といいうものに位置づけられているので、ちょっとした資産家に分類されるのかもしれません。(しかし、現実的には質素な暮らしをしていますし、資産5000万円程度で準とはいえ「富裕層」なんて言われても、実感わかないのというのが本音です)

何か特別なことをしているわけではないですが、私が日々心がけていることを共有したいと思います。

■収入と支出の可視化

投資ブログを書いてはいますが、実は私、それほどお金に執着するタイプでは無いんです。そのため独身時代には収入や支出をそれほど把握していませんでした。だいたいこれ位入ってきて、これ位出ていってるから、これ位貯まってるかな?という感じで「減らなければ良い」というレベルで過ごしていました。

しかし、それでは結婚して家庭を持つようになってくると、支出が増えるは、昇給は難しくなってくるし、税金も年々上がってくるしで、思うように貯蓄出来ないと感じるようになってきたので、これではいけないと考えるようになりました。それが、そもそも資産運用を始めようと考えだしたきっけかでした。

まず取り掛かったのが、収入と支出を可視化することでした。それまでは、クレジットカードを複数持っていましたし、給与口座以外にも、FXや株の口座など、銀行口座も複数有り、時折配当金等がバラバラの口座に振り込まれているといった状態でした。

こういう状態だと、クレジットカードの個々の明細を見ても全体の支払額が分からないので曖昧に考えてしまったり、収入もバラバラだったので総額で年間幾ら支払われているかも明確に把握出来ていませんでした。

一度こういった状態をリセットすることに取り掛かりました。

■支払いはアマゾンプライムカードに一本化

私生活での買い物はほぼ全てアマゾンで完結していた事もあり、クレジットカードはアマゾンのポイント還元率の良い、アマゾンプライムカードに一本化するようにしました。このカードを使えば、アマゾンのサイトでも2%のポイント還元が付きますし、アマゾン以外での買い物についても1%のポイントが付与されます。

また、VPASSというスマホアプリを利用して支払い明細をいつでも確認することが出来ます。支出を可視化したかった私にはこのスマホアプリで請求情報を可視化出来るのは、非常に効果的でした。

クレジットカードが使えない場合には、現金か銀行口座引き落としとするため、スマホアプリで口座状況を確認しやすい三菱UFJ銀行に給与振込も全て一本化するようにしました。以前までは住宅ローン等の関係から、りそな銀行が給与振込先だったのですが、スマホアプリが使いづらいのと、証券会社等の提携先の多さを考えれば三菱UFJは優先的に対応されるだろうという考えから、三菱UFJに一本化しました。そして、散らばっていた銀行口座から一部は解約したり、全ての預金を三菱UFJに集約しました。勿論、クレジットカードの引き落とし用口座も三次UFJにしました。

複数存在していたクレジットカードと銀行口座をまとめたことで、三菱UFJの取引状況だけ見れば収支がわかるようになりました。

地味なことですが、何事もまずは現状把握が大切ですので、一本化されていない方は、してみることをお勧めします。私は若い頃に開設していた、三菱東京UFJ銀行の口座の中に30万円、シティバンクに100万円程貯金が有ったりして、ちょっとした埋蔵金を発掘したような気分になりました。

■アマゾンの定期便を利用してスーパに足を運ぶ機会を減らす

アマゾンの便利な機能の一つに、定期便機能が有ります。普通に買うより、割引が高く最大で15%引きになります。日用品等は極力これを利用して安く購入するようにしています。

また、定期便を使う最大のメリットはスーパ等に寄る機会を減らすことが出来ます。スーパ等に寄ってしまうと、特売品等を発見するとついつい購入してしまい余計な支出が増えることも少なくありません。定期便を利用すれば毎月一方的に送られて来るだけなので、突発的な支出を減らすことが出来ます。

■節税施策は、小まめにチェックする

投資系ブログを書いてるような方だと当たり前だと思いますが、自分に適用できる節税施策はしっかり調べるようにしましょう。収入を上げるより、節税して税金取り返す方が楽な場合が有ります。これだけ話題になっている「ふるさと納税」でさえ、知らない人はやったなかったりします。NISAもそうですが、知らないと使えない節税方法は色々と有るので、国の施策はチェックするようにしましょう。

■給与の考え方を変える

最も大切な考えがこれになると思います。給与を貰って全てを「給与」と考えるのではなく、給与から一割引かれた金額を給与と考えるようにしました。

つまり、40万円の手取りが有ったとした場合、40万円を「給与として受け取った」と考えるのではなく、40万円の一割を引いた36万円を給与として考えることで、一割差し引いた生活を心がけるようにしました。

こういう考え方ですね。それまでは貯蓄とは、給与から支出を差し引いていたものが「貯蓄」だとアバウトに考えていましたが、資産運用という観点からこれでは駄目だと思い、貯蓄とは、給与の一割で有るとして、明確に貯蓄とするように決めました。

 PFF太郎の貯蓄の考え方
 × 貯蓄 = 給与 - 支出
 ○ 貯蓄 = 給与 - 給与の一割

■ボーナスは無いものと考えて、全て貯蓄か投資にあてる

幸いなことにこれまでボーナスを受け取れなかったことは無いですが、ボーナスは景気のによって増減します。基本的にボーナスは無いものと考え、全て貯蓄に回すようにしています。

勿論、永久貯蓄というわけではなく、タイミングが良ければETFの購入等に回します。原則、贅沢品を買うなどには回しません。

■年間不労所得の10%を家族旅行に充てる

給与は生活費、ボーナスは貯蓄 or 投資資金という考え方ですが、家族に不憫な思いをさせたくはありません。良く資産運用系ブログだと、セミリタイアを意識した質素倹約な生活を送られている方を目にしますが、私は家族が有り、子供も二人居るため、あまり質素な思いはさせたくないという気持ちが有ります。

家族で楽しめる、ささやかな喜びとして、不労所得で得た10%を家族旅行に充てるようにしています。昨年は238万円の不労所得が有ったので、今年は23.8万円が旅行資金となります。まだまだそれほど贅沢な旅行が出来るわけではありませんが、子供が小学生に入る頃には海外旅行に行けるレベルになっていれば良いなというのが、今の私のささやかな夢です。

■まずは初められる所からコツコツと

いかがでしたでしょうか?資産5000万円なんて無理と思われるかもしれませんが、私も貯金を初めた頃は数万円しか口座には有りませんでした。資産家の家に生まれたというわけでも有りませんし、高学歴どころか、高卒の身です。そんな私だから思うことは、誰でも5000万円は貯めれるし、貯まってもそれほど贅沢出来る金額では無いということです。

今回紹介した内容が私の貯蓄方法の全てですが、これをコツコツ実践すれば、大抵の方はそこそこ貯蓄出来ると思います。


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