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2019年1月3日木曜日

アップル株ホルダーとして下方修正に思うこと

PFF太郎です。

私の現在の投資先はPFFとARCCですが、AAPLも保有しています。といっても70株程で有り、取得単価は$70位で有ったため、ここ最近の暴落でも含み益が出ている状態です。皆さんも御存知の通り、アップルが15年振りとなる業績の下方修正をし、市場はアップルショック状態となり、株や為替が大幅に変動しています。

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 ・アップル、業績予想を下方修正 中国に要因と

自分自身の備忘録として、今日の暴落で何を感じたかを記録しておきたいと思います。

■アップルでさえ回避出来なかった米中貿易戦争の影響

現時点では、アップルショックという呼び方をされており、ネットでは「アップルはオワコン」、「イノベーションを起こせなくなった」などと批判を浴びています。

この見方は的外れだと思いますし、そもそも下方修正をアップルだけの影響と捉えているようで少々視野の狭いコメントだと思います。

アップルCEOのティム・クック氏は投資家宛の書簡で、今回の下方修正の主な要因として香港や台湾を含む大中華圏の減速で有り、この地域の売上は、全体の20%近くを占めているとしています。

この一文から読み取るべきことは、昨年一時、史上初の1兆ドル企業となったアップルでさえ、「米中経済戦争」の影響を受け始めたというこどす。(もっとも米国がHUAWEIを標的としているため、中国が報復としてアップルの不買運動機運が高まっているといったアップル固有の問題も有りますが)

中国が大きな市場で有ることは、何もアップルに限った話ではなく、今中国で起きつつ有る現象は「米国製品の不買運動」で有り、ブランド力の高いアップルでさえ、その影響を回避することは出来なかったと捉えるべきでしょう。

ネットでは「アップルはオワコン」と揶揄されることが多々ありますが、ではアップル以上にブランド力が有り、下方修正したとはいえ四半期で9兆円の売上を挙げれる会社は他に有りません。

これほどの企業が重要商圏で有る中国で売上を悪化させているのです。他の企業は影響を受けないと考える方が無理が有ります。今月は米国企業の決算発表が多く予定されていますが、米中貿易戦争の影響が決算に影響を与えだすと考えるベキで有り、中国で大きなシェアを持つ米国企業の下方修正が相次ぐ可能性が有ると考えるべきでは無いでしょうか。

そして、それは中国企業にも言えることで有り、経済大国で有る米中両国の噂されていた「経済の失速」が実体化してきたと捉えるべきでしょう。

■アップル株を売却すべきか?

正直、売却しようか悩んでいます。ほんの半年前までは株価は$200を超えており、取得単価より三倍の価格になっていました。「あの時売っていれば…」とは、いつも思います。

その頃は年末には$300になるなんていう記事も有り、アップル含めたGAFA株は株価が1%下がれば押し目買いのチャンス、2%下がれば大暴落と騒がれていました。僅か半年前の話です。

半年前にアップル株がこのような状態になると誰が当時想像出来たでしょうか。株価が下落したとはいえ、今でもPERは13.35倍で有り、収益性が過小評価されているとしか思えません。

今売ったとしても取得価格の2倍で有り、十分な利益を得ることは出来ます。欲をかくわけでは有りませんが、もう暫く様子を見てみようと思います。具体的には来期のQ1決算が発表されるまでは待とうと思います。それまでに$100を切るようなことが有れば売却を考えます。

今季のQ3の決算は下方修正されることは既に折込ずみでしょうし、このままズルズルと何の対策も打たないということも考えにくいですし、通期の決算発表が終わったタイミングなどで、自社株買いの発表や、大型の企業買収等を発表する可能性もゼロで有りません。(アップルはここ数年自社株買いを行っており、年々規模が大きくなっています)

また、トップラインを伸ばすことが出来ないのなら、高配当株へと路線変更することも十分考えられます。正直、今のアップル株主にとって一番期待が有るのは、配当性向を高めることでは無いかと思います。

こういった対策が何もなく、ズルズル下げていくだけなら売るだけです。その見極めが来期のQ1決算発表までがタイムリミットということです。

何れにせよ、今のアッフルは商品戦略や販売戦略は勿論ですが、グロース株から高配当株への転換期待等、様々な変化の間に有るように思います。今時点ではこれらの変化の方向性が明確にならない限り、見守りたいと思います。

■日々の株価を見るのではなく、企業の業績と配当性向に注目する

私が肝に命じていることは、この言葉です。企業の株価は日々のニュースで変動します。最近はAIによるトレードが盛んで有り、何かの拍子でディフェンシブ銘柄とされていたような株でさえ、あり得ない変化をするような投資環境になっています。

このような状況で、日々の株価の推移に翻弄され、株の売買をしていては精神は疲弊しますし、投資ではなく、投機に近い売買になっていくでしょう。それでは資産運用という観点からでは、好ましい投資とは言えないでしょう。

株価は日々変動しますし、今のAIトレードの時代に個別銘柄に10年変わらない価格や、ボックス相場を期待することは不可能でしょう。

そんな中でも「企業の業績」は、積み上げられた実績から構成されるものです。そして、企業が投資家に対してどれだけ還元しようとしているかも、頻繁に変更されるものでも有りません。

企業の業績、配当性向、この2つの観点から見れば、アップルは優良株で有り、売る理由が見当たらないのも事実です。(アップルは配当ではなく、自社株買いにより株価上昇で投資家への還元をここ数年重視しています)

私のこの判断が一年後どうなっているか、生暖かく見守って頂ければと思います。


今回の記事が少しでも資産運用の参考になれば幸いです。励みになりますので、宜しければ以下のリンクをクリック頂けますと幸いです。
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2018年12月26日水曜日

下落相場は買いのチャンス?静観することも立派な英断

こんばんは、PFF太郎です。

私は投資のプロでは無いですし、投資で大勝しているわけでもなく、むしろ含み損を抱えています。投資の上手い、下手で行けば「下手」な部類の人間だと思います。そんな私ですが、ブログを書く意図は「普通の人の目線」で物事を語るブログが有っても良いんじゃないか?と思ったからです。

投資系のブログを読んでいると、人気の有るのは連戦連勝で若くして億の資産を築いた人や、大負けしている人達です。普通の人の普通の投資ブログは、誰も興味が無いのか、あまり人気は有りませんし、人気が無いとブロガーのモチベーションも下がっていくので、自然と普通の人の投資ブログは更新が滞りがちになっていきます。

しかし、投資をしている大半の人は「普通の人」なんじゃないでしょうか?私は普通の人です。数億投資で儲けたいという欲は無いし、信用取引するようなギャンブルに出ることも出来ません。「もっと、自分みたいな普通の人の投資ブログ読みたい」と思ったのが、ブログを始めたきっかけです。

そういう普通の人目線で、今のような下落相場をどう考えるか?ちょっと考えてみたいと思います。

■下落相場時は方向性がはっきりするまでは静観が吉


連日の株価下落で「ここが底か?」と、谷底がどんどん深くなっていきますね。もし、確実な未来が分かっているのなら、底なら大金を投入出来るでしょう。しかし、そうでもない限り、大半の人は資産の極一部の売買しか行なえません。そして、何年かたった時に「○○ショックの時、買っていれば○倍になっていたと」と長期投資の優位性を説きます。

そして、証券会社のメルマガからは「買いのチャンス!」「反発期待銘柄」等の買いを煽るタイトルのメールが続々と届きます。そして徐々に「今買わなければ損」という気持ちになります。証券会社の決め台詞に「買わないリスク」というのが有ります。底の時に買っておかなければ、チャンスを見逃してしまうリスクということだそうです。

でも、ちょっと待ってください。投資成績を報告する職種の人間でも無い限り「買わないリスク」なんて有りません。底かもしれないという予想で買って、勝てばラッキーですが、負ければ損失が拡大するだけです。

むしろ、買えなかったとして、市場が復調すれば、元の相場に戻るだけです。明確な根拠が無く、大きな賭けに出る必要が無いなら、情報を持っていない一般人は「静観する」ことが得策ではないでしょうか。

■大切なことは配当計画や、目標総資産額を決めておくこと

こういった下落相場でも「塩漬け」ではなく「静観する」には、どうすれば良いでしょうか?私は自分の投資スタイルがインカムゲイン重視なら「年間配当計画」を決め、キャピタルゲインを狙うタイプなら「目標総資産額」を決めておくことが大切だと思います。

私はPFFを保有しているので、インカムゲイン思考の投資スタイルです。総資産が幾らになるか?というより、年間の配当金が幾ら必要なのか?を根拠に投資を行います。

ETFを保有しているインカムゲイン投資だと、市場全体の株価暴落って、実はそれほど気になりません。個別銘柄の高配当株だと減配リスクが発生しますし、市場が弱気な時はほんの少しのスキャンダルで大きく株価が暴落するリスクが有ります。しかし、複数銘柄で構成されるETFならそういったリスクは軽減されますし、PFFのように「5%を超える高配当」がセールスポイントのETFなら、そこは下回らないように意識されるでしょう。

下落相場によって理にPFFの株価が暴落したとしたら総資産は減少しますが、年間$2前後の配当金さえ支払われていれば「配当計画」に影響は生じません。配当金の減額さえ無ければ、市場の復調と共に株価はいずれ値を戻すでしょう。

「目標総資産額」を追う場合にも「10億円」というような莫大な資産額が目標なら、落ちるナイフを掴む覚悟が必要かもしれませんが、「5000万円~1億円」程度の目標で有れば、こんな不安定な状況でギャンブルに出る必要は無く、安定期に複利効果を狙えば普通のサラリーマン投資家なら、十分達成可能な目標だと思います。

■静観は恥ずかしいことではなく、立派な英断

証券サイトや、ニュースサイト、人気ブロガーの記事を見て「底で買うのが資産家の道」と煽られても、それに乗る必要は有りません(乗ること自体、否定はしませんが)。

普通のサラリーマン投資家はこういう不安定な相場の時は、ギャンブルすることなく、「静観」することも、立派な判断だと思います。サラリーマン投資家に「買わないリスク」なんて存在しません。もし、ネットの情報に背中を押される形で「根拠もなく、今買わないといけない」という心理状態になっている人が入れば、「こういう考えの人もいるよ」という判断材料の一つになれば幸いです。


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